東京都台東区の株式会社金福商店は、日本の着物生地を用いた本革スニーカー「The Kimono Footwear|和魂 WA-soul」を1足税込7万9,200円(本体価格7万2,000円)で販売する計画です。サイズは21.5〜32.0cmを0.5cm刻みで展開し、重量は約540〜690g。2026年1月中旬から受注を始め、日本国内だけでなく海外発送にも対応します。

このスニーカーは、浅草の老舗メーカーで靴作りを担ってきた職人が製造し、アッパー側面に正絹(シルク100%)の着物反物をアップサイクルして使用します。着物生地は20柄、本革はシルバーやクロコダイル、パイソンなど20種類、ソールは白と黒の2種類から選ぶセミオーダー方式で、組み合わせにより世界に一足だけのデザインとなるのが特徴です。

着物は長さ約12mの反物から仕立て、ほどいて縫い直し世代を超えて受け継ぐ「サステナブルな衣服」として知られています。同社は、この日本的な循環の感性を「着物の新しい姿」として日常履きのスニーカーに取り入れ、伝統文様と職人技を現代のライフスタイルに接続しようとしています。

オーダーはクラウドファンディングでの先行受付を経て、2026年1月にオープン予定の自社ECサイトに移行する計画です。また、同年1月には浅草・花川戸にショールームも開設予定とされており、インバウンド需要や高付加価値なお土産需要をどこまで取り込めるかが今後の注目点となります。

【商品情報】

商品名:The Kimono Footwear|和魂 WA-soul

価格:72,000円(税込79,200円)

サイズ:21.5〜32.0cm(0.5cm刻み)

販売開始予定:2026年1月中旬

公式サイト:https://kimonofootwear-wa-soul.com/

source: PR TIMES

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